妊娠・出産・女性を考える会【終了】

第1回のマタニティFRP養成コース、講演会を終えました。

1期生となる皆様には、妊娠期の女性の身体とピラティスについて、それぞれのプロからお伝えできたとともに、講演会「妊娠、出産、女性を考える会」の参加を必須とした意味、熱意をお届けできたと自負しています。

医療現場で様々な妊娠期を経過する女性とそこに携わる医療者と関わってきた経験、産前産後のピラティスレッスンや行政とのの取り組み、スタジオにいらっしゃる体の不調を訴える方々、そして自身の出産経験から、運動指導者として何が大切かを常に考え続けました。
この何時間かで全てを網羅することは不可能であっても、運動指導者としての限界もわきまえながら、女性と家庭、その子どもの未来が輝くお手伝いをするという使命を持ってレッスンができる指導者を輩出するよう、今後もよりコースを充実させ、講演会ではなかなか聞く機会を持つことができない現場の話をお伝えしていきます。

ここでしか聞けない妊娠・出産の現状を医師・助産師が語る!
妊娠・出産やその時期を過ごしている現代の女性のことをもっと勉強したい方へおすすめの講演会です。

【講演概要】
出生前診断を中心に産科診療を行っている現役産婦人科医師と、病院・助産院で勤務経験があり経済学博士号も取得されている助産師を講師に迎え、現代の女性の妊娠・出産の現状を学べる2つの講演会と、参加者自身の立場で「妊娠・出産・女性」について考えるディスカッションを行います。 男女問わずどなたでもご参加いただけます。
※マタニティファンクショナルローラーピラティス認定インストラクター資格取得にはこちらの講演会への参加が必須となります。

〈日 時〉2017年6月25日(日) 10:00〜16:30

〈会 場〉コングレスクエア中野 カンファレンスルーム2A

〈対 象〉
どなたでもご参加できます
※マタニティFRPインストラクター養成コース1期受講生、2期受講希望の方は必須

〈講 師〉北 直子  (産婦人科医師・医学博士)
平出 美栄子 (大学講師・経済学博士・助産師)

〈定 員〉56名(最小催行 20名)
*人数に満たない場合は事務局よりご連絡させていただきます。

〈持ち物〉筆記用具(ボールペン・万年筆等は不可とさせていただきます。)

〈内容〉
◎講演1 10:00〜12:00
産婦人科診療の実際 -あなたにとって、何が一番大切ですか?-
講師:北 直子(産婦人科医師・医学博士)

現役医師が最新の遺伝医学について、産科診療室でのやり取りなどを語り、周産期の医師の関わりや本当の幸せとはを問いかけます。
産科医療の現状と問題を聞ける貴重な機会です。

〈講師の先生よりコメント〉
妊娠、出産は自然のことです。その一方で、母体や胎児に様々な問題が起こることもあります。問題が起きたとき、私たち医師がどのように関わっているのか、その実際をお話ししたいと思っています。赤ちゃんにとって、お母さんにとって、何が一番大切なのか、何が一番幸せなのか、一緒に考えてみませんか?

講師プロフィール:北 直子

平成3年 信州大学医学部を卒業し、信州大学産婦人科に入局。
平成8年 日本産科婦人科学会専門医取得。
産科病棟主任を務め、長野県の周産期医療の拠点として、様々な母体救急、胎児診断や治療に関わってきた。
平成15年 信州大学医学博士取得。
平成18年 日本抗加齢医学会専門医取得。
平成25年 臨床遺伝専門医取得。
現在、武蔵野赤十字病院に勤務。出生前診断を中心に産科診療を行いながら、周産期専門医指導医として、次世代の医師の育成に携わっている。

◎講演2 13:00〜15:00
「病院・産院・助産院」 産み方で変わる?産み方が変わる?
講師:平出 美栄子(東京医療保健大学講師・経済学博士・助産師)
病院・助産院での勤務経験を持ち、現在は大学にて助産師の育成に携わっている講師が様々な経験をもとに出産のしかたから女性について語ります。

〈講師の先生よりコメント〉
少子化・晩産化の現代。女性たちはどのような産み方を希望しているのでしょうか?
その産み方によって、女性の身体、生き方は何か変わるのでしょうか?
妊娠から出産までの助産師の関わりは、なにか影響するのでしょうか?
3つのProblem(3P)について、ワールドカフェを手法に解き明かしましょう。

講師プロフィール:平出 美栄子

沖縄生まれ。国分寺在住。子ども3人と夫と犬一匹。
 助産師。病院勤務を経て、訪問母乳育児活動、子どもセンターや保健所での仕事をする。
 2016年3月まで国分寺市の矢島助産院に勤務しながら、大学、大学院に進学。経済学博士号を習得。
 助産師、助産院活動の素晴らしさを世の中にアピールするための活動手法としてマーケティング・マネジメントを学ぶ。
 現在は、未来の助産師を育てるために大学院で教鞭をとる。
 健康で心穏やかに過ごせることは、女性にも男性にも、母にも家族にも何よりの財産であると思っています。
 そのために助産師ができることを、皆さんと共に考え体感していきたいと思っています。

◎ディスカッション 15:30〜16:30
第3部
テーマ「妊婦さんへの応援のあり方」
講演を聞くだけでなく、自分の立場で考える時間を設けています。
2つの講演を聞いた上で、妊娠・出産・女性について改めて考えていきましょう。

※講演の詳細については随時更新してまいります。

※一部変更の可能性がございます。

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