FRPとは

ファンクショナルローラーピラティス®とは

ファンクショナルローラーピラティス®(Functional roller pilates 以下 FRP)は理学療法士の臨床と、ピラティス実践者としての身体感覚から生まれた解剖学・運動学の理にかなった日本発のピラティスメソッドです。 フォームローラーを用いて、ヒト本来の機能的(Functional)な動きを引き出します。

FRPの特徴

フォームローラーとマットで正確性の高いエクササイズを。

FRPでは、円柱状のフォームローラーを使用してエクササイズを行います。 不安定な形状を利用することでコア・インナーマッスルを実感しながら機能的な動きを引き出します。 フォームローラーの上に寝る・座る・立つ・歩く、持ち上げる・振る、といった様々な使い方をすることで、サポートや負荷・抵抗として利用します。 動きの方向やターゲットとする筋が明確になるため、小スペースな環境でも、他のイクイップメントを使うエクササイズと同じように正確にエクササイズを行うことができます。

ローラーにヨガマットの素材を巻いた滑りにくい構造と、柔らかすぎず硬すぎないソフト感を実現しました。重さは約1kg、負荷や抵抗としても最適です。

「歩き」につながるスタンディングエクササイズが豊富

すべてのヒトの動きの基盤となる姿勢・歩行を重視し、スタンディング(立位)のエクササイズが多いのもFRPの特徴です。 単に特定の筋を増強させるものではなく、全身の繋がりを体感しながら、歩く動作に合わせて進化したヒトの身体の機能を引き出します。 解剖学・運動学的根拠からも矛盾のないエクササイズです。

フォームローラー上に立って行うエクササイズは、重心の位置を整え、立った状態で各関節をコントロールする力を引き出します。 ただし、バランス能力を必要とするため、安全にエクササイズを行うためにフォームローラーを固定する「GRIPPONEベース」を利用します。

安全面に配慮しながら、わかりやすく楽しみながらエクササイズに取り組むことができます。

バリエーションが多く、対象者に合わせたエクササイズができます。

エクササイズはバリエーションも合わせると、120以上あります。 それに加え、新たに膝痛・腰痛・肩こりなどの症状別、シニア・キッズ・マタニティなど対象者別にもエクササイズを考案しています。 目的や参加者のバックグラウンドに合わせたエクササイズの選択ができるのもFRPの特徴です。

考案者からのメッセージ

ファンクショナルローラーピラティス®は、オリジナル和製メソッドとしてスタートしました。養成校も全国に広がり、毎月各地で指導者養成コースが開催されています。認定インストラクターも500名を越え、さらに仲間が増え続けています。

マットで行うピラティスは手軽に行えますが、ごまかした動きで行うことも多々あり、言ってみれば身体を正確にコントロールすることができる上級者向けです。 イクイップメントを用いるピラティスについては、単価が高く気軽にできないこと、スタジオに来た時にしかエクササイズができないという弱点があります。

その点フォームローラーは、サポートにも負荷抵抗にもなり、そしてイクイップメントがなくても、かなり応用的なエクササイズが可能になります。

さらにピラティスがつくられ半世紀が経過しているので、現代医学、科学の視点から再考され、より洗練された矛盾のないエクササイズへの変換が必要な部分もありました。ファンクショナルローラーピラティス®では、ピラティスに敬意を払いつつも進化を恐れずに、新しいエクササイズを追加しました。

ファンクショナルローラーピラティス®考案者
中村尚人 Naoto Nakamura

(株式会社P3 代表取締役/ studio TAKT EIGHT主宰) 1977年新潟県生まれ。理学療法士取得後、医療・介護分野にて急性期から訪問リハビリなど幅広い臨床経験を積む。転勤とともにヨガと出会い、ヨガおよびピラティスの国際インストラクターライセンスを取得。 病院で患者さんを待っていることに違和感を持ち、自身の使命は予防医学の実現化と悟り、2011年独立。同年「studio TAKT EIGHT」を設立。執筆活動、各種講演、日々の運動指導に携わる。 また、ファンクショナルローラーピラティス®やエボリューションウォーキング®、側弯トレーニング®、Jointing®などを自らまとめあげ、指導者育成を行っている。2018年、脳卒中・再発予防専門トレーニング「リハジム」、側弯症のためのトレーニング施設「側弯トレーニングセンター」 、姿勢・歩行改善専門 スタジオ「UPRIGHT®」、レンタルスペース「rental space FORUM」を設立。

ピラティスとは

ピラティスの創始者・Joseph Hubertus Pilates

ドイツに生まれたピラティス氏は子ども時代に病弱だったため、成長とともに自ら格闘技や体操、ヨガなどを行い体を鍛えました。自分の身体の病弱性をモチベーションにして、健康になるための方法を極めていったピラティス氏が英国に居住していた時、第一次世界大戦が始まりました。英国でドイツという敵国人だったため捕虜にされ、収容先の島で負傷兵をサポートするための看護助手に従事。その劣悪な環境の中で工夫をしながら、様々な運動指導を行い多くの負傷兵のリハビリを行い活躍したという逸話が残っています。

移住のためアメリカ渡航の船上で伴侶と出会った

戦後ドイツに帰国したピラティス氏でしたが、ヒトラーの台頭でアメリカへの移住を決意。このアメリカへ旅立った船上で、のちの妻となる看護師のクララと知り合ったのは有名な話。アメリカ移住後まずNew Yorkのボクシングジムで働き、のちにそのジムを買い取りピラティスのスタジオにしました。
そのビルには世界的に有名なダンススタジオがあり、ダンサー達がピラティススタジオに身体のケアを受けに来るようになったことで、口コミで評判を呼び、多くのダンサーの信頼を得ることになりました。


米国で著名な整形外科医に認められ「コントロロジー」を創作

ピラティスは当初コントロロジー(contrology)という名前で広まります。これがピラティスのはじまりでした。徒弟的に第一世代から第二世代と直伝で広がり、現在では世界中でピラティス人口が増加しています。 


時代の推移とともに世界中で様々な団体が各種のコンセプトでピラティスを乱立する昨今、ピラティスの基準を守るために、国際的な非営利団体Pilates Method Alliance(PMA)がアメリカで組織化され、ピラティス講師へのカンファレンスや学会など活発な交流が行われています。



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